News

2024.12.16
The QUANTUM website has officially launched.

京都府南丹市に拠点を置く株式会社ヤマトから、新たな弔いの在り方を提案し、一人ひとりの祈りや偲びの時間に寄り添うブランド「QUANTUM(クオンタム)」がスタートします。 

QUANTUMとは、量子を意味する言葉。人もモノも、あらゆる物体は小さな粒である量子で構成されており、その果てしない世界の中で人々が弔いの心や感謝の気持ちを持つこと、死生観や心の拠りどころについて考えるきっかけをつくることが、QUANTUMのコンセプトであり、思いです。

ブランドディレクションを手がけたのは、北川一成(GRAPH)と加藤駿介(NOTA&design)。生死や儀式の本質に立ち戻る必要性を日頃より感じていた二人の手によって、QUANTUMの世界観が表現され、今回6つのアイテムをリリースします。その核となるのが、故人との思い出や大切なものをそっと留め置いてくれる「匣/Box」。日本古来の手法で作り出される櫨(はぜ)ろうそく。時間を重ねることで深い味わいを増してゆくキャンドルホルダー。土の表情が持つ力強い質感と、包み込まれるような柔らかいフォルムの陶製ディフューザー。そして和泉侃によって制作された「No.00」のアロマオイルとパフュームは、時間や空間など、あらゆる意識の境界線を取り払い、自分自身をクリアにしてくれます。さらに、今回リリースしたベーシックアイテムに加え、今後はさまざまなアーティストとコラボレーションした、リミテッドアイテムも展開される予定です。

12月21日(土)には、京都府南丹市に位置するQUANTUMのショールームにて、茶人・堀口一子と御菓子丸を招いてオープニングイベントを行います。

葬儀や儀式のかたちが大きく変化する今。あらゆる人が生きることについて考え、変化の先にある弔いの心を持てること、QUANTUMがその拠りどころのひとつになれることを願っています。